家の周りには全く雪跡は消えた 春になったのだがまだ寒いのである
陽ざしがよければユックリと日向ぼっこしたくなるのだが・・
そうはいかないのがこの頃の天気である 寒の戻りである 少し気を緩めるわけにはいかない
春の雪には 色々な思い出を感じる 春になったのだから残る寒さだけではない 何かを・・・
2か月ぶりであろうか お山の麓の方にある有楽椿のお寺(フォトストーリー)を訪ねた
遥かお山の”扇ノ山”を眺めると まだまだ冬のお寝眠りにあるようである
雪のないお寺の境内では 早く散り落ちた花姿は少し痛々しくも見える
冬が早く通り過ぎ 椿の花色は色褪せ 境内の空気は何処か淀んでいるのを感じる
その散り落ちた多くの花々 古の時代から400年余り経て生き抜いてきた精をそれぞれに感じる
樹上に咲き残る僅かな花々は 艶やかな色合いは薄らいでも むしろ穏やかな貌を見る
うすら寒い日が続いている 家に籠ることばかりではと思い郊外のそば屋さんへ出向く
そのお店の中で珍しい縦のお雛様の軸飾にであう
お雛祭りは済んだのだが 旧暦の雛祭りの日まで飾ることが普通であるからであろうか
桃の花より菜の花の方が この場にはことのほか似合い心和む
昨日は午後になって暖かい日差しになった
土手沿いの散策道を先ず東へ1キロ 折り返して西へ3キロ歩く
南斜面で日差しが暖かい よく伸びた土筆を何本か見つける
その先をウロウロと歩く 出はじめたタケノコのようにハカマを纏った土筆を見つける
その場所は遅れている この季節は斜面が幾分温まるのに時間がいるのであろうか?
あたり一面に土筆が見られる春本番はこれからということであろう
大樹寺の有楽椿は今でも咲いているのですか?残念!行ってみればよかったな~。友達が、「行きたいところがあったら、どこでも行くよ」って言ってくれたのに。それにしても、すごい花の数ですね。そちらから帰ってきたのが3月3日でしたので、用瀬を通るときに「流し雛」が見られると思ったのですが、旧暦の3月3日だったのですね。 道の駅で、わらでつくった小さな流し雛を買って帰りました。 つくしが顔を出して、いよいよ春本番ですね。
コメント by コスモス — 2009/03/09 @ 10:20 午前
こんにちは^^ 大きな椿ですね。見事に咲いて、見事に散って(落ちて?)ゆきますね。お雛様の掛け軸は初めて見ました。物語になっているみたいですね。あ・・浦島太郎さん?・・(@_@;)
コメント by くまた — 2009/03/13 @ 3:15 午前
KEN さん こんにちはー今回の 有楽椿は 色合いが柔らかくて いいですね。枝が上に写っている構図も 素晴しいし 花が沢山写っているのもいいし、階段に落ちている写真もいいですね。これほど花が咲くのか、と思うほど花を付けていますね。知る人ぞ知る というのが解ります。わたしは、境内に生えていて、廻りに柵があるのかと思ったら、階段の途中に無造作に生えているのですね。勘違いをしていたなあと、改めて何度も見ました。この、日本一の侘助 有楽椿のファンに すっかりなってしまいました。
コメント by 照れまん — 2009/03/13 @ 4:59 午前
コスモスさんへ先日のお帰りの時は少し残念なことをしましたね。用瀬の流し雛祭りは、旧暦3月3日に近い3月28日(日)休みの日だそうです。高速道も一部ですが14日の今日開通です。またまた気軽にお帰りください。
コメント by KEN16 — 2009/03/13 @ 10:36 午後
ようこそようこそ くまた さん へ何年か有楽椿を見つづけてると、咲きはじめの花は大きさか小さい年があります。散り落ちてもその美しさは変わらないのが不思議です。おとぎ話のような掛け軸雛飾りはKENも珍しく拝見しました。用瀬の雛の館へ行った時に少し調べておきます。またまたお寄りください・・・
コメント by KEN16 — 2009/03/13 @ 10:45 午後
どうもどうも 照れまんさんへいつもいつもお立ち寄り恐れ入ります。柿の実が沢山生るのを“我が見知らず”といわれます。400年の思いをこの季節を忘れることなく沢山の花々が咲いてくれたのかーァ!特に、少し遅いこの頃訪ねると、そんな思いを持って有楽椿を愛で楽しんでいます。
コメント by KEN16 — 2009/03/13 @ 11:00 午後
KENさん こんばんは~何度見てもこの有楽椿の色、 なんともいえない恥じらいの愛らしさですねぇ~。見てる私の方が赤くなってしまいそうな気がします。 椿の中でも確かにこれは、特別ですね。絵を描くことは好きと言っておられますが、 KEN16さんの写真の感性はその辺から来てるのでしょうか。画面上部をたわわな有楽椿で覆ってる構図など目を引きます。やっておられるのはおそらく油絵なんでしょうね。私も 「絵を描きたいと思ってる人間^^」 なんですが、 単なるスケッチで、 しかも思ってるだけの人間なんです><ゞ。写真も魅力がありますが、 そこに座り込んで自然と対峙して自分の手で描くのも、 また魅力を感じますよね。いいなあと思ってるだけで描けないんですけどね^^。
コメント by fujim — 2009/03/14 @ 8:38 午前
こんばんは(^ー^)ノ有楽椿、400年の齢を経てるんですか!!私は未だこんなに大きい椿は見た事がないです。淡いピンク色の様な花びらに優しさを感じます。これからも大切にして欲しい木ですね。先日、相模川へ行った時、土筆を探してみましたが、全くその存在を確認できませんでした。環境の変化でしょうかね?以前は沢山の土筆を見る事が出来たのですが・・・・
コメント by saganhama — 2009/03/14 @ 11:03 午前
こんばんは有楽椿の色はいつ見てもいいですね。底の濃い紅がしっかり自己主張してますね。ご近所でも5~6年前に植えられて、いやそんなに経ってないかなぁ~? KENさんのとこで見てからだから、、、もう、かなり大きくなりました。椿は成長の遅い木だと思ってたのですが、有楽椿には当てはまりませんね。それだけ樹勢の強い木なのですね。今日、例の保管庫に椿を見に、気になる白い椿が咲いていたので、、、珍しく社長がいて、ラベルの薄れてしまったものは社長でも判らないそうです。それは仕方がないとして、久留米椿「さきがけ」とか今年仕入れた椿が何本かあって、「この辺のは日本名がついているけど、みんな洋椿だよ」 ダァー!西洋椿が何で久留米椿なのよ! もう・(・・*)。。oO
コメント by Pu'uwai — 2009/03/14 @ 1:41 午後
KENさまこんばんわ立派なウラクツバキあるお寺ですね少し薄紫色のこの色合い僕も好きなツバキです散った花を水に浮かべて飾ったらどんなに素敵でしょう!雪解けと共に満開に咲き誇るのですね雪の中に咲くウラクも少しみたい気がします
コメント by jazzy — 2009/03/15 @ 10:49 午前
fujimさん ようこそようこそ有楽椿には、名残雪が似合うのですが、この冬は少し思いが通じませんでした。寒さが弱く雪降りも少なかったので薄青の妖艶な色の発色がイマイチでした。フォトショットとお絵描きのことは何処かで通じるのかも知れませんが???以前にお話したと思いますが、KENのフォト観?感覚は”ハートと思いこみ”だけですョ。そんな気持ちをドレだけ持ち続けられるかでしょうか?少し呑気ですから!?!?”どんなにか美しいもの”?を見つけられるか、と併せて、同じくらい引き立て役にあたる”背景、地”を見つるか?そんな考え方が、KENの感性につながっていくのでしょうか?(カッコつけ過ぎですね?)
コメント by KEN16 — 2009/03/16 @ 8:43 午前
hamaさんへ雪の多い時は舞い散ったこの椿の花弁は艶かしく長持ちするのですが、妙色は今年はダメでした。いつもなら、400年も長生きしてきただけの”妙色”を現わすのですが、弱い寒さが少し影響したのかも知れません。こちらでは、急に暖かくなって散歩する道沿いでタケノコのように伸びた沢山の土筆を見ましたよ!そちらでも、これからは見えるもの全てが春めくことでしょう!次回は、ご指導頂いたパノラマフォトをPSにアップしますので、またお立ち寄りください。
コメント by KEN16 — 2009/03/16 @ 9:39 午前
Pu’uwaiさんへ椿の花は、少し苛めるように鉢植えすると花蕾を付けます。でも植え替えしないと樹勢をなく委縮してし、花姿も乱れてきます。KENの庭に何鉢かある椿も、そろそろ地に下ろしてやろうと思っているところです。大地に根を張リ成長して本来の花姿を見せるものだと思っています。庭にある椿の実生株(5年物)の鉢に鮮やかな朱色の花一輪が付きました。肥後椿の鮮やかな朱の花弁と濃い黄の花芯はシンプルでとても好きです。でもまだまだ手元で育てる勇気が湧きません???少し欲張リが過ぎるのかなと・・・?
コメント by KEN16 — 2009/03/16 @ 10:19 午前
jazzyさんへそちらで育てえおられる三宅紫は、年ごとに本命の美しく薄紫色を出してくるのでとても楽しみでしょうね?有楽椿も少し青みがかってくるのがKENは楽しいです。今年は雪降りが多くなかったのでオトナシイ色合いでした。石段のすぐ下に谷川の水が流れ、舞い散った花びらが流れを止めていることもあります。また雪の上の花姿では、出会いがよければ薄青色が際立ち不思議な風情があります。(ブログ1月6日”寒の入り”で、雪が少し写っているフォトをアップしてます)
コメント by KEN16 — 2009/03/17 @ 9:34 午前